VRChatからZoom飲み会に参加する
VRChatの中からZoom飲みに参加するの面白そうじゃん?
というわけで、一風変わったオンライン飲み会の参加方法を紹介します。
構成図
追加のハードウェアは不要、今から簡単にはじめられます。
技術解説
音声
Zoom側のマイク・スピーカー設定でHMDのインターフェイスを選択するだけ。
簡単ですね。
映像(自分の姿をZoomへ送る)
デスクトップに表示されているVRCのウィンドウを、Zoomで写るようにします。
VRChatの設定
VRカメラをStream Modeにして、カメラの映像がVRCのウィンドウに表示されるようにします。
(これをしないとZoom側では自身の目線が映ってしまいます)
ウィンドウキャプチャ
VRCのウィンドウをOBSなどの配信ソフト*1でウィンドウごとキャプチャします。
タイトルバーがキャプチャ対象にならないようにしましょう。
仮想Webカメラ
キャプチャしたウィンドウの映像を、Zoom側でカメラの映像として認識してもらうための手段です。
OBSもStreamlabs OBSも、組み込み機能として仮想Webカメラがついています。
仮想Webカメラを使わなくても、VRCのウィンドウをそのまま画面共有すればいいのでは?とも思うかもしれませんが、 画面共有の場合、相手側での表示が全画面になってしまうのでおすすめしません。
映像(Zoomの画面をHMD越しに見る)
デスクトップに表示されているZoomのウィンドウを、なんとかしてHMDに表示します。
バーチャルデスクトップ
SteamVRにXSOverlayなど、バーチャルデスクトップツールを導入します。
現在時刻や(コントローラーなどの)バッテリー残量も分かるのでXSOverlayはマジ便利。
実際やってみて
VRC側からは割と違和感なく参加できますが、VRカメラの位置とバーチャルデスクトップの表示位置調整が難しいかも。
Zoom側からは「お前VTuberじゃん!」と、結構楽しく見てもらえます。
課題?
VRCの環境音(ワールド音声とか、他のユーザーの声とか)もZoomに送り込む場合は、少し工夫が必要かも?
*1:個人的趣味で概念図ではStreamlabs OBSを使っています。そこは好みでどうぞ。
引っ越し(せざるを得なくなって)しました
連日の暑さで冷房が手放せない生活な今日この頃。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
先日、タイトルのとおり引っ越ししました。
とはいっても計画的に引っ越したわけではなく、引っ越しせざるを得なくなったために引っ越しました。
理由はシンプルで、長年住んでいた旧居が老朽化に伴う取り壊しとなることが決まり、
なるべく早く退去してくれと管理会社から言い渡されたため。
3月に契約を更新して、次の更新時期までには引っ越しを考えるかなぁと思っていた矢先、
契約満了の前に建物自体が音を上げたという構図です。
退去の告知を受けてから約1ヶ月で新居を決め、 プラス1ヶ月後に引っ越し挙行というエクストリームなスケジュールに、 新居探しで訪れた仲介会社の人にもちょこっと同情されました。
新居は旧居よりも居室スペースと台所が広くなったおかげでゆったり過ごせるようになり
(旧居は1Kで狭い居室内に冷蔵庫を置かざるを得なかったこともあり、かなり窮屈)
それなりのスペースが必要なVRChatがやりやすくなりました。
一方、駅から遠くなったので出かけるのがやや面倒に。
もっとも、複数のバス路線が走ってるので上手く使えば動きやすいともいえるのですが……
まだ新居に慣れていない状況なのでバタバタしてますが、 徐々に落ち着いていくものと思いますので温かい目で見守ってて下さいませ。
VRChatはじめました備忘録
皆様、ご無沙汰しております。 2021年の最初の月が終わろうとしている今日この頃、やっと今年1本目の記事を書くことにしました。 本年もゆるりゆるりとよろしくお願いいたします🙇
と前置きはさておいて。
2021年に入り、VRChatの世界に足を踏み入れてしばらく経ったので、 どんな感じでVRChatをはじめて今に至ったのか、備忘録的に書き残しておきます。
はじまりはVRゴーグルを買うところから
昨年の夏からVTuberを実現する技術(主に3Dアバターを動かす技術)に興味を持っていた私。 オリジナルアバターを作る技術としてVRoid StudioやBlenderを何となくで触りはじめ、 動きを投影する技術としてLeap Motionやwaidayoを使ってバーチャルな姿でオンライン飲み会に参加するテクニックを覚えました。
前述のLeap Motionやwaidayoを使うと両手の動き(一部)や表情を3Dアバターに投影することができますが、 あるレベルができるようになると、その上のレベルを目指してみたくなるのが技術者の性というもの。 いつかはVRゴーグルを使ったモーションキャプチャをやりたいと考えていました。
そんな折、中古でVRゴーグル(VIVE Cosmos Elite)を入手*1し、 年末にかけてVR環境を整えることに成功しました。
1日目: 興味本位でVRChatをはじめてみる
モーションキャプチャツールとして使うことを前提にVRゴーグルを導入したという経緯もあって、 元々VRChatを使う気はありませんでした。 とはいえ、コミュニケーションツールとして興味を持っていたのは事実。 「とりあえずやってみるか」の気持ちではじめてみることにしました。
はじめるにあたって、最初にやったのは入門記事を読むことでした。 何も考えずに「VRChat 入門」でググってみて、いくつかの記事や日本語Wikiの記事に目を通しました。
この辺とか、
この辺を読みつつ、VRChatアカウントの作成と操作練習までおよそ半日。 本質的なコミュニケーションを始める前段階を整えたところで初日は終了しました。
2日目: がっつりとチュートリアル
何となくVRChatのワールド内での動き方が分かって数日後、 緊張しながら*2チュートリアル用に作られたワールド([JP] TUTORIAL WORLD)へ足を運びました。 ここは非公式ながら初心者向けに日本語でガイドが用意されており、 ワールドをひととおり巡るとVRChatの基本的なことが分かるようになっています。
ワールドに入ってキョロキョロしていたところ、声をかけてくれる方が。
「VRChatは初めて?よかったら案内しますよ」
チュートリアルワールドには初心者案内をしてくださる方がいることもあるとは先の記事で予習していましたが、 早々に案内して頂ける方に出会うことができました。 これがVRChat内での初めてのコミュニケーションでした。
チュートリアルワールドを巡りながら、 おすすめの設定(移動系の設定は3D酔いにも関わってくるので結構人による)、 アバターについて(プリセット以外にいくつか紹介いただく)、 フレンドの作り方(VRChatのフレンドは名刺を配る感覚で出すのがいいらしい)、 カメラの使い方(これが意外と重要かつコツがいる)、などを教えてもらい、 最後には覚えたばかりのカメラ機能で記念撮影にチャレンジしました。
チュートリアルワールドを巡ったあとはその流れでおすすめの別ワールドをいくつか一緒に巡りました。 VRに慣れない身体には長時間は疲れるということでログアウトしてVRゴーグルを外してみると、 太陽の出ている日中にログインしたはずなのに外は真っ暗。 VRChatの世界では時間が確認しにくいこともあってか*3、 いきなり濃密な2日目になりました。
3日目: リアルでもやったことのない謎解きに立ち向かう
何となくコミュニケーションの方法は分かったものの、 まだまだ人の多いところに飛び込むのは躊躇してしまうチキンハートな私。 というわけで再びチュートリアルワールドに行ってみることにしました。
ワールドで出会った方とゆるい雑談をしていると、
「謎解きのワールドがあるんですが、行ってみませんか?」
とお誘いが。 リアルでもやったことのない謎解きなんてできるのか?と思いつつも、 ゲーム内のランク(Trust Rank)を上げるためには行ったことのあるワールド数も関係あるらしいので、 お誘いに乗ってそのワールド(Riddle Tower 30 -Re˸Built-)へ。
塔登り系の謎解きのワールドで、 VRChat内で可能な操作を生かして屋上へ向かうという主旨。 慣れないコントローラー操作やカメラ操作(チュートリアルワールドで触っておいて良かった……)で進みつつ、 なんとか屋上へたどり着くことができました。標準クリア時間の1.5倍くらいかかりましたけど。
今思えば、ワールド内のオブジェクト操作で進んでいく謎解き系ワールドってある意味チュートリアルなのかも?
4日目: 初のコネステとネタ系アバター祭り
VRChat内での立ち回り方が見えてきたところで、 雑談やコミュニケーションが活発というワールド(CONNECT STATION・通称「コネステ」)へ行ってみることにしました。 ここも日本人率が高く初心者にもやさしいワールドのようです。
人の輪ができているところに突入して「VRChatをはじめたばかり」と自己紹介すると 「新人さんいらっしゃい」とばかりに歓迎ムードでフレンドがいっぱい増えました。 初心者にホントやさしい……!
この日は皆さんのネタ系アバターをいろいろと見せてもらう流れになり、 流行り物(ぴえんとかモルカーとか)や懐かしネタ(キッコーマソ、グルーポンのおせち)、 ネタの仕込まれたアバターによる一発芸コーナー*4など、 街中で大道芸をみているかのような笑いの絶えない感じでした。
5日目: イベントに誘われて
4日目に引き続いて、雑談目的でコネステへ。 しばらくその場にいる方と雑談する中で、VRChat内での有志イベントについて教えてもらいました。 ラジオ番組の収録(アーカイブはYouTubeにあるとのこと)も行われているそうで、 やれることは意外と多いんだなと痛感しました。*5
そんな折、4日目にお会いした方から
「このあとイベントに出演するんだ」
とイベントのお誘いが。 なんでもVRChat内でお笑いを生業としている(?)「VRCお笑い道場」という団体があるらしく、 その営業も兼ねたライブイベントがあるとのこと。 良い機会だったのでノリで行ってみました。 こういうときノリで動けるタイプの人間で良かったと思ったり思わなかったり。
ライブイベントは話芸あり一発ネタありの営業感たっぷり。 思い出してみるとリアルでもお笑いライブなんて一度しか観覧したことがないのに、 2回目をまさかオンライン上で経験するとは思ってもみなかったですね。*6
初心者ブートはいつまで続く?
VRChatの世界に足を踏み入れてもうすぐ1週間。 実はこの記事を書いている今日ログインしたところ、Trust Rankが最初のVisitorからひとつ上のNew Userに上がっており、 カスタムアバターやカスタムワールドのアップロードができるようになってました。 これでVRChat外で購入したアバターを利用して、もっと楽しむことができるようになったわけです(ある意味、初心者脱却でもあるかな?)。
週末の夜に雑談目的でログインするスタイルが定着しつつあるのですが、 これがいつまで続くかは正直分かりません。 ですが社会的情勢として、他人との対面コミュニケーションがしづらい状況が続く限りはログインして楽しもうかなと考えてます。 あくまでコミュニケーションツールだし、カジュアルに使っていきたいものです。
おまけ
アカウントのリンクを公開しておくとフレンド増やしやすいと聞いたのでしれっと貼っておきます。
ニューノーマル時代の同人即売会参加心構えメモ(一般参加編)
2020年8月以降、 政府や自治体のイベント開催に関わるガイドラインを踏まえた形で同人即売会が開催されるようになってきました。 同人即売会でのスタッフ活動をしている私も、 大小さまざまな同人即売会に足を運んで実際の開催状況を確認しつつ、 10月には中規模の同人即売会(COMIC1★17)では昨年の冬コミ以来のスタッフ業務をしてきました。
本記事ではその経験を元に、 ニューノーマル時代に即した同人即売会への一般参加者としての関わり方・心構えについて、 メモ書き程度に残してみることにしました。
なお、念のためで記載しておきますが、 あくまで私の経験を踏まえたものでありこれが全てではありません。 また、私は医療関係者ではないので一般論として本記事を書いています。
開催当日まで
日頃から体温を測っておく
多くのイベントでは、 当日の体温が37℃~37.5℃以上の参加者の来場を断っています。 開催当日に体温をあらかじめ測るのは当然のことですが、 日頃から体温を測っておくことで自分自身の平熱を知っておくと体調の判断もしやすいです。
イベントの参加ガイドを読んで準備する
各イベントの公式サイトでは、参加にあたり必要な事項が記載されています。 あらかじめガイドをよく読み、必要な準備は済ませておきましょう。 事前にできることとしては
などがあります。
イベント参加の事前登録をしておく
これまで私が参加してきた同人即売会では、 政府から各自治体に発出されている事務連絡*1を踏まえて会場などが定めるガイドラインに従い、 全ての参加者の連絡先を把握することが次の手段で行われています。
- オンラインチケットサービスを使ったもの(参加費を事前に取る場合)
- 独自のサービスやGoogleフォームを使ったもの(参加費を当日取る場合、参加費が無い場合)
救済措置として当日受付で連絡先を記名することを可能としている場合もありますが、 「参加する可能性がある」なら事前に登録しておくことで当日の受付をスムーズに済ませられますし、 受付での接触リスクを下げることにも繋がります。
健康的な生活を心がける
当日体調を崩さないためにも、 今まで以上に当日までの体調を気にかけるべきです。 そのためにも、暴飲暴食や睡眠不足等体調を崩しかねない過ごし方は慎んでおくのが賢明です。
開催当日
家を出る前に体温を測る
多くの場合会場では非接触式温度計*2による体温測定が行われていますが、 仮に発熱している場合、家を出て会場に到着するまでの間に広めてしまう場合もあり得るため事前に測っておくべきです。 自宅で測る際は、ちゃんと一般用に販売されている医療機器認証を受けた体温計を使いましょう。
会場での体温測定時は汗を拭く
会場での検温は大抵「おでこ」「手首」「首元」のどこかで行われています。 測定する箇所が汗などで濡れたままだと正しく測定できない場合が多いので、 体温測定前には汗などを拭いておくのがよいでしょう。
参加者との談笑は距離に気をつけて
知り合いとの談笑はイベントならではのものですが、 感染のきっかけともなり得ると言われています。 楽しくなると声も大きくなりがちですし、 マスクをしていたとしても相手との距離はある程度保っておきましょう。
当日以降は
体調変化を気にかける
最新の知見ではどうなっているかは確認できていませんが、 ウィルスの潜伏期間がおおよそ2週間と言われていることから、 イベント終了から2週間の間を警戒期間として感染者報告が無いかを気にしているイベントがほとんどのようです。 イベントに参加した後の2週間程度は体調変化に留意しておくべきでしょう。 そして、万が一感染を疑うようなことがあればしかるべき手順で対応しましょう。
まとめ
「ここまでやれば大丈夫」というものが無いのが感染症対策ではありますが、 自分のできる対策を心がけてイベント参加をしていきたいものです。 このメモが今後同人即売会へ参加する皆さんの参考になれば幸いです。
技術書典9にElectron+Vue.js本が出ます!
酷暑に台風、コロナにも警戒しながら過ごす今日この頃。 新しい生活様式を意識しながら、各地で同人誌即売会も開催されるようになってきました。
というわけで、我がサークル「N4+」も久々の同人誌即売会サークル参加で新刊出します!!
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■新刊概要
9/12~9/22開催 技術書典9(オンライン) 新刊
『改訂版 実践で学ぶ!Electron+Vue.jsでデスクトップアプリ開発』
価格未定、電子版頒布は確定していますが、書籍版は現在調整中です。
■どんな本?
Web技術でデスクトップアプリが開発できるフレームワークElectronと、 WebページでUIを構築するためのフレームワークVue.jsを使って、 WindowsやmacOSに対応したデスクトップアプリを開発する手法を解説しています。
難易度的にはVue.jsの基本を身に着けている方を想定して、 単画面の実用アプリ(雷距離計算機)や画面遷移を伴うクソゲー(ぴえんゲーム)などの開発過程を見ながら、 「こんなときにはどうするの?」を実践的に学べる内容です。
■特徴は?
- 実践だけど、開発のためのプロジェクトセットアップから解説! はじめ方がわかるので、自分でも開発が始めやすいです
- 全アプリサンプルコード付き! サンプルコードを入手すれば実際に動かしてパク……参考にできます
- Vue.jsバージョン3で導入されてるComposition API+TypeScriptでの開発レポートも掲載! あなたのために人柱になっておきました
■おすすめな人は?
- Electron 製デスクトップアプリ開発について興味がある⼈
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を想定読者として執筆しています。
そのほか
- デスクトップアプリ開発にチャレンジしたが、挫折した人
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にもおすすめです。
■もくじサンプル
微調整は入るかも知れませんが、大まかな内容は変わらない予定です。
オンライン同人誌即売会ということでどの程度見てもらえるのか、 購入してもらえるのか未知数なのですが、 ご購入・お知り合いへのご紹介などぜひよろしくお願いします!!!
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WSL2とDocker for WindowsでRe:VIEW原稿ビルドやっていき
本日はタイトルどおりです。
長らくWindowsでは面倒だったRe:VIEWのビルドがWSL2(Windows Subsystem for Linux 2)の力であっさりできるようになったので、
その方法をメモ書きします。
確認環境
今回は手元にあるSurface Pro4(Windows 10 Pro 64bit)で実施しました。
このためにMay 2020 Updateを適用しました。
Re:VIEWビルドまでの道のり
Windows10にMay 2020 Updateを適用する
Windows Updateを実行してみて、アップデート通知が来ていればそのまま実行。 来ていない場合も手動でダウンロード*1すれば適用可能です。
が、案の定特定の環境下では不具合が起きている*2ようですので、 何かあっても諦めのつくPCでやりましょう。
WSL2を有効にする
無事にアップデートできたら、Microsoft公式が公開している手順に従ってWSL2が使えるようにします。
途中任意のLinuxディストリビューションをインストールする作業がありますが、
今回はUbuntu 18.04 LTSを入れてみました。
Docker for Windowsをインストールする
公式サイトのドキュメント(英語)に従って、DockerのクライアントであるDocker Desktopをインストールします。
WSL2の有効化とDocker for Windowsのインストールがわかりにくい場合、 こちらの記事も参考にしてみるとよいです。
いざRe:VIEWの原稿をビルド!
動作確認のために、 技術書界隈では定評のあるRe:VIEW執筆環境であるTechBoosterさんのテンプレートをビルドしてみましょう。
Clone or Downloadで直接masterブランチの内容をデスクトップにダウンロードして、解凍しておきます。
PowerShellを起動し、ダウンロード&解凍したmasterブランチのディレクトリへカレントディレクトリを移動、
何も考えずにwsl
と打ってWSLを立ち上げてみましょう。
あとはLinuxやMacなどでDockerを利用してビルドするように、 リポジトリのREADME.mdにあるとおりのコマンドを実行します。
やってみて
WSL2が使えるようになる前の場合、 Dockerを動かすためにWindowsをセットアップするのに一苦労、 Dockerが使えるようになっても直接シェルコマンドは使えないので試行錯誤してさらに一苦労、 という独特のハードルの高さがありました。
ですが、WSL2という強力な武器のおかげで難なく使えるようになったのは、 これからRe:VIEWで技術書(に限ったことはありませんが)を書こうとしているビギナーに朗報と言えます。 いやあ、ホント世の中便利になったわぁ……。
WSL2ばんざい!!!🙌🙌
Google Meetでオンライン飲み会したのでその知見をまとめてみる
オンラインでどこまで日常生活ができるのか、 という壮大な社会実験をしているような今日この頃。
Google謹製のビデオ会議ツール「Google Meet」が一般Googleアカウントユーザーにも開放されたということで、 先日企画したオンライン飲み会に使ってみた際のTipsなどを簡単にまとめてみます。 これから使ってみようと考えている方の参考になれば幸いです。
なんでGoogle Meetなのか
オンライン飲み会をするにあたって、私が気にした点を挙げてみます。
- 基本無料で使える or 廉価で使えること
- 10人以上いてもなんとかなること
- 長時間(2~3時間)連続で使えること
- ブラウザだけでなくスマホでも使えること
この辺を基準にいろいろ調べてみた結果、 現時点ではGoogle Meetが手軽かなと考えています。
参加者全員にGoogleアカウントが必須というところと原則時間制限があるところはネックですが、 最近だとGmailユーザーも多くGoogleアカウントの問題は特に気にすることもないですし、 期間限定で時間制限が撤廃されている点をプラスにみて選んでみました。 *1
Google Meetでオンライン飲み会を開催する
主催者
1.Googleアカウントにログインした状態で、https://meet.google.com/ にアクセスする
2.「ミーティングを開始」をクリックして、新規ミーティングを開始する
3.マイク、カメラの設定を行い、「今すぐ参加」をクリックする
4.表示されたURLを参加者に共有し、参加者から参加リクエストが入るのを待つ
5.参加リクエストが入ると、画面中央に表示される 名前を確認して、「承諾」か「拒否」をクリックする
参加者
1.Googleアカウントにログインした状態で、主催者から提供されたURLにアクセスする
Android、iOSの場合はアクセスするとアプリへジャンプするよう促されます
2.マイク、カメラの設定を行い、「参加をリクエスト」をクリックする
3.主催者から参加が承認されると、ミーティング画面に入ることができる
試してみてわかったこと
主催者は参加者が参加リクエストを出す度に、ひとりひとり承認する必要がある
URLが分かる限り、たとえ一度退出しても何度でも再参加できる
- 使い回しができるということか
- いいのか、それ……?
主催者が退出しても、ミーティング自体は終了にならない
- それまでに参加した参加者同士で続きができるっぽい
- ただし、さらに追加の参加者を受け入れるのは(承認する主催者がいないから)多分無理
人数的に10人を越えてくるとひとつのミーティングルームでは収拾が付かなくなる
最後に
飲み会幹事はオンラインだろうとオフラインだろうと大変ということがよく分かりましたが(笑)
それでもお互いの顔が見えて安心できるので是非主催してみることをお勧めします。
楽しいですよ!