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なのなの の (何でも書く)ノート ※ホントに何でも書きます

VRChatはじめました備忘録

皆様、ご無沙汰しております。 2021年の最初の月が終わろうとしている今日この頃、やっと今年1本目の記事を書くことにしました。 本年もゆるりゆるりとよろしくお願いいたします🙇

と前置きはさておいて。

2021年に入り、VRChatの世界に足を踏み入れてしばらく経ったので、 どんな感じでVRChatをはじめて今に至ったのか、備忘録的に書き残しておきます。

はじまりはVRゴーグルを買うところから

昨年の夏からVTuberを実現する技術(主に3Dアバターを動かす技術)に興味を持っていた私。 オリジナルアバターを作る技術としてVRoid StudioやBlenderを何となくで触りはじめ、 動きを投影する技術としてLeap Motionやwaidayoを使ってバーチャルな姿でオンライン飲み会に参加するテクニックを覚えました。

前述のLeap Motionやwaidayoを使うと両手の動き(一部)や表情を3Dアバターに投影することができますが、 あるレベルができるようになると、その上のレベルを目指してみたくなるのが技術者の性というもの。 いつかはVRゴーグルを使ったモーションキャプチャをやりたいと考えていました。

そんな折、中古でVRゴーグル(VIVE Cosmos Elite)を入手*1し、 年末にかけてVR環境を整えることに成功しました。

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すべてはこれがはじまりだった

1日目: 興味本位でVRChatをはじめてみる

モーションキャプチャツールとして使うことを前提にVRゴーグルを導入したという経緯もあって、 元々VRChatを使う気はありませんでした。 とはいえ、コミュニケーションツールとして興味を持っていたのは事実。 「とりあえずやってみるか」の気持ちではじめてみることにしました。

はじめるにあたって、最初にやったのは入門記事を読むことでした。 何も考えずに「VRChat 入門」でググってみて、いくつかの記事や日本語Wikiの記事に目を通しました。

note.com

この辺とか、

vrchatjp.playing.wiki

この辺を読みつつ、VRChatアカウントの作成と操作練習までおよそ半日。 本質的なコミュニケーションを始める前段階を整えたところで初日は終了しました。

2日目: がっつりとチュートリアル

何となくVRChatのワールド内での動き方が分かって数日後、 緊張しながら*2チュートリアル用に作られたワールド([JP] TUTORIAL WORLD)へ足を運びました。 ここは非公式ながら初心者向けに日本語でガイドが用意されており、 ワールドをひととおり巡るとVRChatの基本的なことが分かるようになっています。

ワールドに入ってキョロキョロしていたところ、声をかけてくれる方が。

「VRChatは初めて?よかったら案内しますよ」

チュートリアルワールドには初心者案内をしてくださる方がいることもあるとは先の記事で予習していましたが、 早々に案内して頂ける方に出会うことができました。 これがVRChat内での初めてのコミュニケーションでした。

チュートリアルワールドを巡りながら、 おすすめの設定(移動系の設定は3D酔いにも関わってくるので結構人による)、 アバターについて(プリセット以外にいくつか紹介いただく)、 フレンドの作り方(VRChatのフレンドは名刺を配る感覚で出すのがいいらしい)、 カメラの使い方(これが意外と重要かつコツがいる)、などを教えてもらい、 最後には覚えたばかりのカメラ機能で記念撮影にチャレンジしました。

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デフォルトのアバターから Vけっとちゃん plus+ に変えてみる

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慣れない手つきで撮ってみた

チュートリアルワールドを巡ったあとはその流れでおすすめの別ワールドをいくつか一緒に巡りました。 VRに慣れない身体には長時間は疲れるということでログアウトしてVRゴーグルを外してみると、 太陽の出ている日中にログインしたはずなのに外は真っ暗。 VRChatの世界では時間が確認しにくいこともあってか*3、 いきなり濃密な2日目になりました。

3日目: リアルでもやったことのない謎解きに立ち向かう

何となくコミュニケーションの方法は分かったものの、 まだまだ人の多いところに飛び込むのは躊躇してしまうチキンハートな私。 というわけで再びチュートリアルワールドに行ってみることにしました。

ワールドで出会った方とゆるい雑談をしていると、

「謎解きのワールドがあるんですが、行ってみませんか?」

とお誘いが。 リアルでもやったことのない謎解きなんてできるのか?と思いつつも、 ゲーム内のランク(Trust Rank)を上げるためには行ったことのあるワールド数も関係あるらしいので、 お誘いに乗ってそのワールド(Riddle Tower 30 -Re˸Built-)へ。

塔登り系の謎解きのワールドで、 VRChat内で可能な操作を生かして屋上へ向かうという主旨。 慣れないコントローラー操作やカメラ操作(チュートリアルワールドで触っておいて良かった……)で進みつつ、 なんとか屋上へたどり着くことができました。標準クリア時間の1.5倍くらいかかりましたけど。

今思えば、ワールド内のオブジェクト操作で進んでいく謎解き系ワールドってある意味チュートリアルなのかも?

4日目: 初のコネステとネタ系アバター祭り

VRChat内での立ち回り方が見えてきたところで、 雑談やコミュニケーションが活発というワールド(CONNECT STATION・通称「コネステ」)へ行ってみることにしました。 ここも日本人率が高く初心者にもやさしいワールドのようです。

人の輪ができているところに突入して「VRChatをはじめたばかり」と自己紹介すると 「新人さんいらっしゃい」とばかりに歓迎ムードでフレンドがいっぱい増えました。 初心者にホントやさしい……!

この日は皆さんのネタ系アバターをいろいろと見せてもらう流れになり、 流行り物(ぴえんとかモルカーとか)や懐かしネタ(キッコーマソ、グルーポンのおせち)、 ネタの仕込まれたアバターによる一発芸コーナー*4など、 街中で大道芸をみているかのような笑いの絶えない感じでした。

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ここだけインターネット老人会

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スカスカおせち(よく見るとバカって書いてある)

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BGM: 宇宙刑事ギャバン

5日目: イベントに誘われて

4日目に引き続いて、雑談目的でコネステへ。 しばらくその場にいる方と雑談する中で、VRChat内での有志イベントについて教えてもらいました。 ラジオ番組の収録(アーカイブYouTubeにあるとのこと)も行われているそうで、 やれることは意外と多いんだなと痛感しました。*5

そんな折、4日目にお会いした方から

「このあとイベントに出演するんだ」

とイベントのお誘いが。 なんでもVRChat内でお笑いを生業としている(?)「VRCお笑い道場」という団体があるらしく、 その営業も兼ねたライブイベントがあるとのこと。 良い機会だったのでノリで行ってみました。 こういうときノリで動けるタイプの人間で良かったと思ったり思わなかったり。

ライブイベントは話芸あり一発ネタありの営業感たっぷり。 思い出してみるとリアルでもお笑いライブなんて一度しか観覧したことがないのに、 2回目をまさかオンライン上で経験するとは思ってもみなかったですね。*6

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このあと落ちます(お察し)

初心者ブートはいつまで続く?

VRChatの世界に足を踏み入れてもうすぐ1週間。 実はこの記事を書いている今日ログインしたところ、Trust Rankが最初のVisitorからひとつ上のNew Userに上がっており、 カスタムアバターやカスタムワールドのアップロードができるようになってました。 これでVRChat外で購入したアバターを利用して、もっと楽しむことができるようになったわけです(ある意味、初心者脱却でもあるかな?)。

週末の夜に雑談目的でログインするスタイルが定着しつつあるのですが、 これがいつまで続くかは正直分かりません。 ですが社会的情勢として、他人との対面コミュニケーションがしづらい状況が続く限りはログインして楽しもうかなと考えてます。 あくまでコミュニケーションツールだし、カジュアルに使っていきたいものです。

おまけ

アカウントのリンクを公開しておくとフレンド増やしやすいと聞いたのでしれっと貼っておきます。

vrchat.com

*1:Oculus Quest2ではなかったのは、あくまでモーションキャプチャ前提だったからです

*2:知り合いがまったくいない世界に飛び込む緊張感は、いまだに慣れません

*3:Settingsに時刻表示がないので時間が分からない

*4:フルトラッキングでちゃんと演技してるらしい

*5:VRChatの世界にいながら原稿読みしたりミキサー操作したりのイメージがイマイチつきませんでしたが。

*6:個人的にはここでWAHAHA本舗のあのネタがみられるとは全く思ってなかったけど。