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なのなの の (何でも書く)ノート ※ホントに何でも書きます

#エアコミケ 閉会に寄せて

全世界的に止まらない新型コロナウイルスの影響を受け、 このゴールデンウィークに開催される予定だったコミックマーケット98は、 史上初の中止となってしまいました。 前回(C97)以前から準備を進めていた中での中止は個人的にもかなり辛いものでした。

全国で同人即売会が次々と中止になっていく中、 同人文化を絶やさないために急遽企画されたのが、 オンライン上でコミケの盛り上がりを再現しようとする「エアコミケ」でした。

www.comiket.co.jp

そもそもは草の根的なハッシュタグではじまったものに公式が乗っかったというのが発端ですが、 エアコミケ当日に合わせて各同人系販売サイトが販売に力を入れたり、 印刷会社や会場警備の会社*1など意外なところがツイートに参戦したりと、 最終的には参加形態の垣根を越えた一大ムーブメントになったような気がします。

私のエアコミケの過ごし方

リアルで開催されていれば、今回でスタッフ活動10年目の節目でした。 中止発表の段階では既にスタッフ登録済みでしたから、一応立場上はスタッフということになります。 エアコミケにおいてはスタッフとしてツイートすること自体にNGは出ていませんでしたので、 業務に関わること(守秘義務の関わること)や調子に乗りすぎないこと(イベント中止で参加者には迷惑かけてますし)に心がけつつ、 それっぽいことをポツポツとツイートしていました。 私は一個人なのでさほど影響力はありませんが、 各種公式アカウントを動かしていた中の人たちは随分と気を遣ったんじゃないでしょうか? (時々「それいいの?」というツイートはありましたが……)

個人的にはこれが割とギリな気がする

エアコミケ公式さんお疲れさまです(ちなみに初日Boothが本当にアクセス過多になったらしい)

エアコミケの難しさ

表面上は一定程度の成功?と言えそうなエアコミケですが、 冊子版カタログの売れ行きは上々とはいいづらいようで *2 公式アカウントでのツイートが行われています。 また、島の間を歩いて目に付いた気になる本を買うというやり方ができないので、 個人的には評論・情報サークルの中に埋もれた一風変わった本の探索ができなかったのが地味に辛かったです。

これから、どうなる?

現時点ではコロナウイルスの終息は見えていません。 オリンピック・パラリンピックも延期され、他のイベントも含め開催が白紙状態になっています。 これからどうなるかは、誰も分からないのが実情だと思います。

どうなるか分からない実情ですが、 今はこれまでの日常に戻れるように願い、 そのいつかのために同人活動を止めないことに尽きるのかな、と思うのです。

*1:準備会から警備の依頼をしているJSSという警備会社

*2:実店舗販売が緊急事態宣言でできない&会場での販売が無いのが主な原因だと思います