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なのなの の (何でも書く)ノート ※ホントに何でも書きます

エンジニアは絵描きもエンジニアリングするのか

2020年の12分の1が終わってしまった今日この頃。

今日のネタは技術的じゃないようで、ちょっと技術的かもしれないおはなしです。

ちょっと変わったエンジニアの集まりに行ってきた

「エンジニア絵描きの会」というconnpassコミュニティのイベントが、 今日開催されました。

engineer-ekaki.connpass.com

勉強会という体こそとっていますが、 実際には情報交換と交流というLTあり雑談会という感じのイベントでした。 主催は技術書典をきっかけに仲良くなった、やぎっちさん(@yagitch)。 ご自身が主催するイベントはこれが初めてだそうです。

エンジニアが絵描きをするとどうなるのか

今回の参加者は技術書典やコミケでのサークル参加経験のある方がほとんどで、 そこそこ創作経験をお持ち*1の方が中心でした。 (1名だけ、つい最近になって本格的に始めたばかりという方もいました)

作業環境はほぼiPad Proにクリスタ(CLIP STUDIO)もしくはProCreateという、 言ってしまえばモダンな環境で作業をされているようでした。 揃いも揃ってiPad Pro出してる光景はちょっと面白かったですが、 腰を据えてアナログというよりは、 デジタルの恩恵を十二分に活用するのがエンジニアらしい?という感じでしょうか。

エンジニアは絵描きもエンジニアリングするのか

勉強会恒例のLTですが、今回は3件ありました。

未経験から5年間描き続けた結果(@yagitch) speakerdeck.com

自己紹介と、環境と、Scrapboxのすすめ / engineer_ekaki self-introduction(@castanea) speakerdeck.com

2019年お絵かきふりかえり+α(@traitam) speakerdeck.com

面白かったのは、 絵を描く際の資料をまとめておくためにWebサービスScrapbox)を使う、 自分が絵を描くことに使える時間や使った時間を分析するためにログを残す、 これまでのイラスト上達の過程を(エンジニアがよくやる)ふりかえりで分析する、 など、お絵描きという行為をエンジニア的に捉えているということでした。

私自身、同人作家関係の知人友人は少なくないので、 各人の思う「私はこうやって絵を描いています」という話は多く聞きます。 しかし絵を描くことをエンジニア視点で捉える視座は今回が初めてで、 「エンジニアは絵描きもエンジニアリングする*2んだなぁ」 と思ったものでした。

あと、個人的にはこの使い方も感心しました。

描きたいもの、描かなきゃならないものをToDoにつっこみ、 描いている⇒描いた、とカンバン方式でタスク管理の如く扱うという裏技。 これはエンジニアしか思いつかないでしょう。

おわりに

エンジニア絵描きという属性は決して珍しい属性ではないようで、 主催のやぎっちさん曰く「私も行きたかった」「もっと早く知っていれば」という人が多いのだそう。 意外と好評だったようなので、第2回の企画も考えているとか。

創作意欲沸いたし、私も意欲がしぼまないうちにお絵描きしよう!(できるとは言ってない)

*1:艦これ勢多かったのは主催が金剛型好きだからか?

*2:エンジニア視点で捉える、という意味でカジュアルに使った。反省はしていない